会議風景

ウォンツをカタチに。

仏壇の概念を塗り替えた、パイオニアの「現代仏壇」。
畳で使える机や椅子など、デザインと機能と品質を高い次元で統合し、数々のヒット商品を誕生させてきたアイデアの源は、
人や社会が抱いている潜在ニーズとウォンツです。
八木研は、お客様の想いをカタチにする、一歩先駆けた暮らしの商品とサービスを提案します。

仏壇と部屋

企画力
PLANNING

新しい顧客を創造する

八木研から生まれる商品は、全てオリジナルのものです。 常に新しい視点に立って、世の中へのお役立ちの為に創意工夫します。 企画力とは現状に甘んぜずに潜在ニーズとウォンツを見つけ出し、それを解決する方法を考え、新たに具体的なカタチとして提案する力です。八木研の開発には、常に新しいテーマがあり、そこには「挑戦する心」「信念」が不可欠です。 対立がある時は、それらを統合する高い価値観を持って解決します。 顧客の立場に立った性能や品質、機能を考慮して、それぞれの工場が持つ得意な技術をデザインに反映し、独創的な提案を続ける事で、時代の一歩先を行く商品が生まれているのです。

新手一生解説図

人物写真

企画には「テーマ」があり、そこにオリジナリティが生まれる

「お客様と販売員のやり取りの中に、多くの問題点や要望が何気ない形で記されています。」 と、スタッフ一人ひとりが記録した日誌の全てに目を通す八木社長と開発メンバー。顧客が求めているものに常にセンサーを働かせ、次の商品開発やサービスにつなげています。 「壁掛け」や「動く」仏壇、「畳を傷つけない椅子」等は、お客様の声や建築業界など異業種の方との対話の中から生まれました。

握手

開発力
DEVELOPMENT

志を共にするパートナーと、豊かなバリエーション

生産地図

多様化する暮らしと価値観に合わせて、バリエーション豊かな商品を提供する八木研。
1000アイテム以上ある商品のすべては、国内外のパートナー工場と共に開発しています。
世界各地の技術を常に探求し、それぞれの企画・デザインにマッチした工場、職人と協力できる体制を構築しており、得意とする手仕事や技術を活かす事で、多種多様なデザインと機能を実現させています。
自社工場を持たず一つの技術に拘泥しない事で、幅広いニーズに合わせた柔軟な企画を実現することができるのです。

販売と接客
SERVICE

ギャラリーメモリアネットワーク

八木研は全国に100店舗以上の「ギャラリーメモリア」を展開して、直営店を中心に販売・営業を行っております。顧客から直接声を聴きながら解決案を検討するという過程を経ることで、きめ細やかなフォローアップや新商品・サービスの開発、改良につなげています。フランチャイズを展開する企業とも情報提供を行い、顧客満足の向上に向けて切磋琢磨する関係を築いています。
また、商品の企画からデザイン、開発、製造、ショールームの展示販売に至るまで、一貫してプロデュースすることで、八木研独自のブランドの世界観を生み出しています。

花瓶と花

共につくる、祈りのカタチ

顧客は、様々な「ご先祖様への想い」「宗教観」を持っています。環境も千差万別で、祀り方に対する要望や不安を感じている方もいらっしゃいます。
ギャラリーメモリアでは、お客様の気持ちを丁寧にカウンセリングして、お祀りに対する疑問やモヤモヤを解決して、一人ひとりの祈りのカタチをご提案します。現代仏壇はバリエーションが豊富で組み合わせは自由です。全体のコーディネートを考える中で、祀りたい心が実際の形に現れる。お店とお客様が一緒に祈りの場を作っていくという過程を大切にしています。

会議

品質管理
QUALITY CONTROL

開発と工場が共に、品質について考える

八木研のパートナー工場は、高い品質に努めています。
特に家具よりも部材が多く製造の難しい仏壇の品質を徹底管理していくことは、並大抵の仕事ではかないません。 追求するあまり「日本一木工の品質に厳しい企業」と業界で認知される八木研ですが、共に開発するパートナー工場は難しくても挑戦する素晴らしいマインドを持っています。
品質をパートナー工場に一任するのではなく、八木研が設計段階からタッグを組んで、一緒になって品質を考慮した開発を行っています。

人物写真

良品をお届けする為の、検品と梱包

すぐに手直しが出来るようにパートナー工場で検品を行い、入荷時や出荷時にも入念な検品の実施を徹底しています。また、運送途中でも破損がないように、K7ライナーと二重の段ボールを使った梱包も、お客様から評価をいただいています。

作業手元

特許と工夫
PATENTS & INGENUITY

使う人の立場で考えた機能的デザイン

世の中の変化をいち早く捉え、新しい発想に挑戦して今までにないモノを提供する。これこそ八木研の根幹に流れるモノづくりの精神です。「業界初」となる独自の技術には特許、意匠登録、実用新案を行ない、難易度の高い商品の開発を行なってきた実績があります。 仏壇業界の常識を塗り替えて、今の時代の「定番」となったもののも一部をご紹介いたします。

ストレートヒンジ画像

ストレートヒンジ

従来の蝶番は、字の如く蝶の羽のような形をしていますが、扉を開けたその金属部分が目立ち、なかなかすっきりしたデザインになりません。そこで一本の細い軸、ストレートヒンジを開発しました。これは見た目ばかりではなく、丈夫で扉の安定にもしっかり役立っています。(PAT.No.2071738)

クリスタルビーズ画像

クリスタルビーズ

灰の代わりとして、香炉に入れて使うビーズです。直径1ミリの小さなガラスのビーズで出来ており、キラキラとした輝きが仏具をより一層引き立てます。耐熱性ビーズなので、ガラス製の仏具でも安心してお使いいただけます。 注ぎやすい容器が特徴のクリスタルビーズは、仏壇店でよく見かける定番商品となりました。