10月12日（月・祝）放送の日本テレビ『スッキリ!!』で、弊社の商品も制作されている、輪島塗漆芸作家のロス・スザーンさんが紹介されました。
日本テレビ「スッキリ!!」毎週月～金、 8：00–10:25放送
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紹介されたのは高橋真麻さんが担当する「真麻の朝ART あさ芸」のコーナー。イギリス出身ながら人間国宝の漆芸作家に師事し、石川県・輪島で活動しているスザーンさんの漆芸に対する想いや、漆器の製作工程などが語られました。
スザーンさんは学生時代に美術館で偶然「漆塗の硯箱」に出会い、その美しさに心を奪われ漆芸を学ぶことを決意しました。大変な苦労の末、石川県輪島漆芸技術研究所で９年間勉強をされ、県の伝統工芸展の入賞をはじめ数々の賞を受賞し、現在に至ります。
輪島塗は、木の器に輪島で採れる土を混ぜた漆を何層にも塗った漆器。完成までに100以上の工程があり、工程を学ぶのに３年もの月日がかかると言われています。スザーンさんはそのひとつひとつの工程を“伝統”だと大切にする一方で、もっと漆を身近に感じてもらいたいと、輪島塗に蒔絵や沈金を施したアクセサリーやモダンな日用品も作られています。
上の画像はＶＴＲでも紹介された、土台にかたつむりをあしらったお皿。伝統的な輪島塗の器でもどこか現代的なエッセンスが感じられます。その感性で創られたもののひとつが、天使の羽のかたちをした輪島塗位牌「プル－ム」です。
「プルーム」には、可愛い天使に守られて安心して天国に行けますように、というスザーンさんの願いが込められています。漆芸への愛情と、２人の女の子の母親でもあるスザーン氏の優しさによって生まれた位牌です。
漆の美しさを通して、永遠の生命を感じてほしいというスザーンさん。
そんな想いをこめられた「プルーム」の実物を、ぜひギャラリーメモリアの直営店でご覧ください。
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